技術リファレンス&アーキテクチャガイド

CIDRサブネット計算機&IPレンジ設計 チートシート — リファレンスガイド

CIDR表記法(RFC 4632)、サブネットマスク、ワイルドカードマスク、利用可能ホスト範囲、RFC 3021対応/31リンク、IPv4/IPv6分割設計の完全ガイド。

主要パラメータ&設定項目

CIDRブロックプレフィックスstring / number

ルーティング境界を決定するプレフィックス長(IPv4: /0〜/32、IPv6: /0〜/128)。

初期値: 192.168.1.1/24
サブネットマスク / ワイルドカードstring

ドット付き10進表記のサブネットマスク(255.255.255.0)およびACL設定用反転ワイルドカードマスク。

初期値: 255.255.255.0
サブネット分割プレフィックスnumber

VPC環境で親CIDRブロックを複数の子サブネットに分割する際の分割プレフィックス値。

初期値: 26

プロの活用テクニック&推奨設定

RFC 4632 クラスレスルーティングによる効率化

CIDRは旧来のクラスA/B/Cの硬直した境界を撤廃し、任意のビット長で柔軟に経路集約を行うことでBGPルーティングテーブルの肥大化を抑止します。

ルーター間P2P接続でのRFC 3021(/31)活用

ルーター同士を1対1で接続するリンクでは、RFC 3021に準拠した/31サブネットを使用することで、ネットワークアドレスとブロードキャストの浪費を防ぎ2アドレス全てをホストとして割り当て可能です。

100% ローカルメモリ計算によるプライベートネットワーク保護

入力されたIPアドレスや社内VPCの設計トポロジーはすべてブラウザ内で計算されます。機密情報が外部サーバーへ送信されることはありません。

よくあるトラブルと解決策

/31および/32サブネットにおける利用可能ホスト数の計算相違

通常サブネット(/0〜/30)では2個のアドレス(NW識別子とブロードキャスト)が除外されますが、RFC 3021規格の/31は2個とも利用可能ホストであり、/32は単一ホスト経路(1ホスト)として扱われます。

非連続ビットによる無効なサブネットマスクエラー

正しいサブネットマスクは上位ビットから連続した1、それに続く連続した0で構成される必要があります。255.255.240.128のような非連続値は指定できません。

よくある質問 (FAQ)

CIDR表記とは何ですか?なぜクラスフル方式は廃止されたのですか?▼

CIDRはIPアドレスにスラッシュとプレフィックス長を付加した表記法(例: 192.168.1.0/24)です。旧来のクラスA/B/CによるIPアドレスの浪費を防ぎ、インターネット経路表を効率化するためにRFC 4632で標準化されました。

従来のIPv4サブネットで利用可能ホスト数から2が引かれる理由は何ですか?▼

通常サブネット(/0〜/30)では、ホスト部が全て0のアドレスがネットワークアドレス、全て1のアドレスがブロードキャストアドレスとして予約されているため、利用可能ホスト数は 2^(32 - prefix) - 2 となります。

RFC 3021規格の /31 ポイントツーポイントサブネットとは何ですか?▼

RFC 3021はルーター間の1対1接続においてブロードキャストが不要であることに着目し、/31ブロックの2つのアドレスをそのまま両端のインターフェースに割り当てることを認めた標準規格です。

IPv6におけるプレフィックスと /64 サブネットはどのように設計しますか?▼

IPv6(128ビット)では、標準的なローカルサブネットとして /64 が割り当てられます。上位64ビットを経路プレフィックス、下位64ビットをインターフェース識別子(IID)とし、SLAAC(自動設定)を実現します。

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