コンテナ積載・CBM計算

コンテナ積載・CBM計算

20ft・40ft・40HQコンテナの容積(CBM)と積載効率を瞬時に計算。段ボール箱の配置、パレット積載数、最大積載重量、バンニング計画を最適化します。

積載プリセット
コンテナ設定
貨物寸法・サイズ
積載制約・荷扱い条件
最大段積み数
8
荷膨らみ許容量
1.5%

内容物の圧力や吸湿による段ボール側面の膨らみ(荷膨れ)を考慮した余白寸法を指定します。

ダンネージ用隙間
0.0 cm

荷崩れ防止用のダンネージ(緩衝材)や固定器具に必要なスペース幅を指定します。

総積載数量
1,638/1,800
91% 適合(基準クリア)
総容積(CBM)
59.0/76.4 m³(CBM)
77.2% 容積充填率
総重量(グロス)
10.6トン/26.6トン
40.1% 許容積載重量上限
制限要因(ボトルネック)
容積制限(キューブアウト)
容積制限(CBM)がボトルネックです。貨物の総体積がコンテナの有効容積上限に達しています。
積荷明細(マニフェスト)
項目数値判定
コンテナ内寸1203.2 × 235.2 × 269.8 cmISO国際規格準拠
カートン外寸40.6 × 30.4 × 30.4 cm+1.5% 荷膨らみ許容量
1箱あたりの容積(CBM)0.0360 m³(CBM) (1.27 CFT)実寸3Dシミュレーション
計算積載容積1,638 カートン要確認(基準注意)
上部デッドスペース26.2 cm安全クリアランス
ドア側クリアランス14.9 cmドア側クリアランス安全
最下段カートン荷重32.5 kg / 箱箱潰れリスクなし(安全)
総積載重量(グロス)10,647.0 kg40.1% SOLAS VGM適合
FCL / LCL 比較診断FCL(コンテナ貸切)推奨64.8 m³(CBM)
防湿・乾燥剤対策16 × 1kg パック結露対策確認済み
最下段カートン耐圧強度

段ボールの圧縮強度と許容段積み制限(スタッキング限界)を遵守してください。32.5 kg下段カートンの潰れや荷崩れを防ぐため、高密度の重量物を最下段に配置してください。

※本ツールの計算結果は理論上のシミュレーション値です。実際のバンニング作業では、コンテナ個体差、梱包の膨らみ、ラッシング資材、開口部寸法等により積載可能数が変動する場合があります。

技術リファレンス・アーキテクチャガイド

コンテナ積載・CBM計算 — 技術リファレンス

20フィート、40フィート、40HQ海上コンテナの積載可能容積(CBM)と積載数を高精度に計算。段ボールの梱包配置、パレット積載数、最大積載重量、バンニング効率を最適化します。

コンテナ積載・CBM計算 — 技術リファレンス — クライアントサイド完全ローカル実行アーキテクチャ図
コンテナ積載・CBM計算 — 技術リファレンス — クライアントサイド完全ローカル実行アーキテクチャ図

主要パラメータと設定項目

ISO 668 コンテナ内部寸法長さ × 幅 × 高さ (mm)

国際標準化機構(ISO 668)規格に準拠した海上ドライコンテナの有効内部寸法です。20ftドライ(GP)は5,898 × 2,352 × 2,393 mm(有効容積約33.2 CBM)、40ftドライ(GP)は12,032 × 2,352 × 2,393 mm(有効容積約67.7 CBM)、40ftハイキューブ(40HQ)は12,032 × 2,352 × 2,698 mm(有効容積約76.4 CBM)となります。

初期値: 12,032 × 2,352 × 2,698 mm(40HQ)
SOLAS条約VGM最大積載重量トン / キログラム (t / kg)

SOLAS条約に基づくコンテナ総重量検証(VGM)における法定最大貨物積載重量です。コンテナ最大総重量(通常30,480 kg)から空コンテナの自重(風袋重量:20ftで約2,200 kg、40ftで約3,750 kg、40HQで約3,900 kg)を差し引いて算出されます。なお、国内の道路法や車両制限令により、陸上ドレージ輸送時の実質的な積載重量は20,000〜22,000 kg程度に制限されるケースが一般的です。

初期値: 26,580 kg(40HQ最大積載重量)
段ボール膨張率係数膨張比率 (1.00〜1.05)

段積み圧縮荷重、湿度変化、テープ留め等による外装段ボール(マスターカートン)の実効物理膨張係数です。標準的な400 × 300 mmカートンを海上輸送で6段積みした場合、膨張により408 × 306 mm(約+2%)程度に膨らむことが多く、計算上の積載可能個数から最大8%前後のデッドスペース損失が発生します。

初期値: 1.015(+1.5%)
リアドア開口部クリアランス寸法ドア開口幅 × ドア開口高 (mm)

コンテナ後部ドア開口部の物理的有効寸法です。ドア上部梁(ヘッダー)の構造上、ドア開口高は内部天井高より80〜110 mm低くなります(40ft GPは室内高2,393 mmに対しドア開口高2,280 mm、40HQは室内高2,698 mmに対しドア開口高2,585 mm)。内部に高さ方向の余白があっても、ドア開口寸法を超える高さの貨物は搬入(バンニング)できません。

初期値: 2,340 × 2,585 mm(40HQドア開口部)
パレット規格寸法および自重標準底面寸法 × 高さ (mm)

国際輸送で用いられる標準パレット規格です。ユーロパレット(EUR 1:800 × 1,200 mm)は平積みで20ftコンテナに11枚、40ftコンテナに24〜25枚収まります。米国GMAパレット(1,000 × 1,200 mm)は20ftに10枚、40ftに20〜21枚積載可能です。木製パレットは1枚あたり140〜160 mmの高さと18〜25 kgの自重(風袋重量)が加算されます。

初期値: 1,200 × 800 × 150 mm(EUR-1)
軸重制限および重心バランス許容範囲前後重量配分バランス (%)

IMO/ILO/UNECEの貨物輸送ユニット充填に関する実務規則(CTUコード)に基づく安全基準です。トレーラーシャーシ破損や港湾クレーン荷役時の転倒、道路法上の軸重制限違反を防ぐため、コンテナ全長の前後いずれか半分に全貨物重量の60%を超える偏荷重がかからないよう均等に積載配分する必要があります。

初期値: 50% ± 5%(中央重心バランス)

現場のベストプラクティス・実践Tips

実効積載率85%の鉄則

実際の海上輸送において、幾何学的な理論容積が100%満たされることはありません。例えば40ftハイキューブコンテナの内部容積は76.4 CBMですが、外装段ボールの手積み(バラ積み)であっても、箱の膨らみや天井梁との隙間、ドア開口部の余白により実効容積は65〜68 CBM(積載率85〜88%)程度が上限となります。パレット積みの場合、パレット自重・高さおよび波板壁面とのクリアランスにより、実効容積は52〜58 CBM(積載率68〜75%)に留まります。

ドア開口部上部梁(ヘッダー)の落とし穴

貨物の高さをコンテナの内部天井高だけで計画してはいけません。海上コンテナの後部ドア上部梁(ヘッダー)は、室内天井よりも約110 mm低く設計されています。例えば、パレットや木箱の全高が2,320 mmの場合、標準コンテナの内部天井高(2,393 mm)には収まりますが、フォークリフトでの搬入時にドア開口高(2,280 mm)に激突して破損する危険があります。

容積制限と陸上道路法・軸重制限のギャップ

船社規定では40ftコンテナに最大26,500〜28,000 kgの貨物を積載可能ですが、日本国内の道路法・車両制限令(または北米・欧州の陸上輸送規制)により、特殊車両通行許可や3軸シャーシの手配がない一般的なドレージ輸送では、実質的な貨物正味重量が19,500〜21,500 kg程度に厳しく制限されます。容積に余裕があっても重量制限で上限に達するため、事前確認が不可欠です。

風車型(ピンウィール)配列による積載枚数アップ

1,200 × 1,000 mmパレットを40ftコンテナ(内幅2,352 mm)に積載する場合、同一方向の平行積みでは20枚(2列×10列)しか入りません。しかし、各列で縦向き(1,200 mm)と横向き(1,000 mm)を交互に組み合わせる「ピンウィール(風車型)配置」を採用すると(1,200 + 1,000 = 2,200 mmとなり152 mmのクリアランスを確保)、21枚の積載が可能となり、輸送効率を即座に5%向上させることができます。

よくある落とし穴とトラブルシューティング

⚠️計算上は1,200ケース積載できるはずが、現場でのバンニング時に1,110ケースで満載になってしまった。

段ボール箱は荷物の詰め込みや段積み圧力により、外側へ膨らむ(バルジング現象)性質があります。1箱あたりわずか5 mmの膨らみでも、奥行き方向に20箱並ぶと合計100 mmの寸法増となり、最後尾の1列丸ごと積載できなくなります。外装カートンの容積計算には必ず1.5%〜3.0%の膨張率係数を見込み、ドア付近に100 mm程度のバッファ(余白)を確保してください。

⚠️設計上はパレット貨物がコンテナ寸法に収まるはずが、積載作業中に側壁に引っかかり奥まで入らない。

海上コンテナの内壁は平面ではなく、約36 mm深さの台形コルゲーション(波板構造)とコーナーポストのリブが存在します。さらに、ストレッチフィルムの巻き付け、荷崩れ防止バンド、段ボールのパレットからのはみ出し(オーバーハング)により、公称1,200 mmのパレットが実質1,240 mmに拡幅していることが多々あります。隣り合うパレット間および側壁との間に、最低40 mmの横方向クリアランスを確保してください。

⚠️SOLAS条約に基づくVGM(コンテナ総重量検証)の重量差異により、港頭ターミナルで船積み荷役を拒否された。

SOLAS条約第VI附属書第2規則により、公認手法によるコンテナ総重量の申告が厳格に義務付けられています。荷送人が製品正味重量のみを合算し、外装段ボール、木製パレット自重(1枚18〜22 kg)、乾燥剤、ラッシング材・ダンネージ(緩衝エアバッグ)、コンテナ風袋重量(ドアに刻印)の合算を漏らす事例が多発しています。計量証明事業所の台秤による実測(第1法)、または全貨物・梱包材・風袋の合計計算(第2法)で正確に再算出してください。

⚠️コンテナの総重量制限内であったにもかかわらず、航海中に最下段のカートンが圧壊(箱つぶれ)して荷崩れを起こした。

海上輸送中は波浪のうねりにより最大1.5Gの動的垂直加速度が加わる上、高湿度環境(相対湿度85%超)に長期間さらされることで段ボールの圧縮強度(ECT値)が最大50%低下します。最下段カートンの耐荷重設計には安全率3.0を適用し、「最下段圧縮荷重 = 1箱の総重量 × (段積み数 - 1) × 動的加速度係数(1.8)」を満たす高強度段ボール(ダブルフルートや強化芯地)を選定してください。

よくある質問 (FAQ)

コンテナの積載可能数量および有効容積(CBM)はどのように計算しますか?▼

有効コンテナ積載容積は、コンテナの内部幾何容積に実務上の積載効率係数を乗じて算出します。「有効CBM = 内部長さ(m) × 幅(m) × 高さ(m) × 実効積載率(カートン手積み:約0.85、パレット積み:約0.72)」。カートン個数の計算は、有効容積を1箱あたりの容積(長さ×幅×高さ[m])で除算した上で、各辺の寸法がコンテナ内寸やドア開口高に収まるよう縦・横・高さの整数配列シミュレーションを行います。

20フィート、40フィート、40HQコンテナの容積(CBM)と最大積載重量の違いは何ですか?▼

20ftドライコンテナは総内部容積33.2 CBM(実効容積28〜30 CBM)・最大積載重量約28,200 kg、40ftドライコンテナは総容積67.7 CBM(実効容積56〜58 CBM)・最大積載重量約26,700 kg、40ftハイキューブ(40HQ)は総容積76.4 CBM(実効容積65〜68 CBM)・最大積載重量約26,500 kgです。40HQは標準40ftに比べて天井高が約305 mm(12インチ)高いため、嵩高貨物やかさばる軽量貨物の輸送に最適です。

20フィートおよび40フィートコンテナに積載できる標準パレットの枚数は何枚ですか?▼

平積み(1段積み)の場合、20ftコンテナにはユーロパレット(1,200 × 800 mm)が11枚、米国GMAパレット(1,200 × 1,000 mm)が10枚積載できます。40ft/40HQコンテナには、ユーロパレットが向きを組み合わせることで24〜25枚、米国パレットがピンウィール配置により20〜21枚収まります。貨物の高さと耐荷重が許し2段積みが可能な場合は、20ftで22枚/20枚、40ftで48〜50枚/40〜42枚と2倍の数量を積載できます。

混載輸送(LCL)よりもコンテナ貸切(FCL)を選択した方が費用対効果が高くなる分岐点はどこですか?▼

貨物容積が20ftコンテナの場合で約13〜15 CBM、40ftコンテナの場合で約30〜35 CBMを超えると、混載輸送(LCL)よりコンテナ貸切輸送(FCL)の方がコスト面で有利になります。LCLはCBMあたりの海上運賃が割安に見えますが、仕向地でのCFSチャージ(荷捌き料)、デバンニング費用、取扱手数料が割高に加算されるため、一定以上の容積では20ft FCLを1本仕立てた方がトータルコストを大幅に抑えられます。

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